首は人目につきやすく、年齢が出やすい場所といわれています。
「首のシワをどのように対策したらいいのかわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
首のシワは、人によってできる原因が異なるため、自分に合った方法でケアすることが重要です。
この記事では首のシワができる原因や、年代別の予防・ケア方法を詳しく解説します。
首のシワができる原因とは
首に縦ジワや横ジワができるのは、どのようなことが関係しているのでしょうか。
首のシワができる主な原因には、以下のようなものがあります。
- 乾燥
- 加齢による新陳代謝の低下
- 紫外線
- 枕の高さが合わない
- 前かがみの姿勢が多い
- 生まれつき
それぞれの原因についてチェックしてみましょう。
乾燥している
顔が乾燥するとシワができやすくなるように、首のシワも乾燥が原因でできることがあります。
首は顔よりも皮膚が薄く、かつ年中紫外線にさらされるため、肌ダメージを受けやすい部位です。また、首は汗をかきやすいことから、汗が蒸発するときに乾燥が進んでしまうこともあります。
顔のケア同様、首元のスキンケアも欠かさず行いましょう。
加齢による新陳代謝の低下
首に縦ジワが多い人は、加齢による新陳代謝(ターンオーバー)の低下がシワの原因として考えられます。
年齢を重ねると肌の新陳代謝が低下し、肌の弾力を保つのに必要なコラーゲンが減ってしまうのです。
他にも、加齢によってヒアルロン酸やセラミドなど肌の潤いやハリをキープする成分も減っていくので、たるみやシワができやすくなります。
加齢によって失われる美容成分は、スキンケアで外から補いましょう。
紫外線
紫外線によるダメージは、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。
紫外線の影響で肌の乾燥やたるみなどが起こると、首のシワにつながる場合があるので
顔だけでなく首も紫外線対策をするよう徹底しましょう。
枕の高さが合わない
首に横ジワがある人は、枕の高さが合っていない可能性があります。
枕が高すぎると顎を引いた状態になり、首にシワが寄ったまま長時間過ごすことになります。
そのままシワが癖づくと、くっきりとしたシワができてしまう可能性もあるので、枕は自分に合ったものを使うようにしましょう。
前かがみの姿勢が多い
猫背や前かがみの姿勢でいることが多い人は、姿勢の悪さから首にシワができているかもしれません。
下を向いた状態が続くと首にシワが寄った状態になり、血行不良から首こりやシワ、たるみにつながるケースもあります。
PC画面を目の高さに置いたり、スマートフォンを使用するときも前かがみの姿勢にならないよう気をつけましょう。
生まれつき
加齢や生活習慣の影響だけでなく、生まれつき首にシワがある人もいます。
首の皮膚を伸ばしたとき、シワの跡が消えないようなら生まれつきの可能性が高いでしょう。
生まれつきのシワを消すのは難しいですが、そのまま放っておくと加齢とともにシワが深くなってしまう場合もあります。
【10代〜30代】早めに行いたい首のしわ予防&ケア!
首のシワ予防&ケアは、早めに始めましょう。
10代〜30代におすすめのケア方法は、以下のようなものがあります。
- 首もしっかりスキンケアする
- 姿勢に気をつける
- 枕の高さを見直す
- 万全な紫外線対策を行う
- 食べ物の改善
それぞれのポイントをご紹介します。
首もしっかりスキンケアする
化粧水やクリームなどを顔に塗るのと同じように、首もしっかりスキンケアすることを習慣にしましょう。
たっぷりと保湿をして乾燥を防ぐことで、シワのない若若しい首もとを維持しやすくなりますよ。
スマホの姿勢に気をつける
首のシワ対策として、普段の姿勢に気をつけることも大事なポイントです。
胸を開いて頭を引き上げるように意識すると、正しい姿勢がキープできます。
特に、若い世代はスマホを使う時間が長く、前かがみの姿勢になりがちです。
スマホを使うときは目の高さに画面がくるようにして、姿勢が悪くならないように気をつけましょう。
枕の高さを見直す
いつも通りに仰向けに寝た状態を鏡でチェックしてみてください。
首にシワが寄っていたり二重あごになっていたりするなら、枕が高すぎる可能性があります。
寝ているときの姿勢は、正しい姿勢で立っているときと同じ状態を維持しているのが理想です。
枕は高すぎても低すぎても良くないので、正しい姿勢がキープできる枕を使いましょう。
万全な紫外線対策を行う
顔だけでなく首元も万全な紫外線対策を行いましょう。首の紫外線対策は、以下のような方法がおすすめです。
- 日焼け止めクリームを塗る
- つばの広い帽子・日傘など日焼け止め対策グッズを使う
- 首が隠れるようにストールを巻く
首は汗をかきやすいので、日中は日焼け止めクリームを定期的に塗り直すことが大切です。夏以外も紫外線は降り注いでいるので、1年を通してUVケアをしてくださいね。
食べ物の改善
紫外線ダメージを防ぐ抗酸化作用のある食べ物と、肌の主成分となるたんぱく質が含まれた食べ物は首のシワ対策におすすめです。
1日の食事の栄養バランスを考えながら、積極的に摂取していきましょう。
【抗酸化作用のある栄養と多く含まれている食べ物】
- ビタミンC:レモン・アセロラ・ブロッコリーなど
- ビタミンE:ひまわり油・アーモンドなどのナッツ類など
- ビタミンA:豚レバー・鶏レバー・うなぎ・乳製品など
- β-カロテン:人参、カボチャ、海苔など
- アントシアニン:赤ワイン、ブルーベリー、ナスなど
- イソフラボン:納豆・豆腐・油揚げなど
- カテキン:緑茶、紅茶など
【たんぱく質を多く含む食べ物】
- 赤身肉
- 魚介類
- 卵
- 乳製品(チーズや牛乳など)
- 豆類(豆腐・納豆・油揚げなど)
【40代〜】首のしわケアにおすすめの方法!
40代からの首のしわケアは、以下のような方法がおすすめです。
- 首の筋肉を伸ばすヨガ
- 首のマッサージ
- 首のシワ取り体操
- 美容医療
それぞれのポイントとやり方をチェックしてみましょう。
抗シワ効果のある保湿クリームを使用する
首のシワをケアしたいときは、シワ改善に効果的な成分配合のクリームや美容液を使ってみましょう。
エイジングケア美容液「リレイズ」は、シワ対策に効果が期待できる成分が配合されているのでネックケアにもおすすめです。
商品名 | リレイズ |
価格 |
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主な成分 |
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特徴 |
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「リレイズ」には、世界で初めて植物由来のヒト型セラミドを配合してます。
セラミドはもともと肌にある成分のひとつで、みずみずしくハリのある肌に保ち、外部刺激から守る役割があります。
美容成分として配合されている従来のヒト型セラミドよりも、植物性ヒト型セラミドは肌にあるセラミドと同じような特性を持っているのが特長です。
セラミドの他にも肌にハリを与える効果が期待できる成分をたっぷり配合しているので、首のシワ対策に活用してみてくださいね。
首の筋肉を伸ばすヨガ
顎下から胸にかけて広がっている「広頸筋(こうけいきん)」が衰えると、首のシワが目立ちやすくなります。
首の筋肉を伸ばす顔ヨガで、広頸筋を刺激しましょう。
- まっすぐ前を向き、デコルテに右手の上に左手を交差して置き、軽く下に引っ張ります。
- 首に筋を立てるように意識して、「ひっひっひー」と言いながら広頸筋を引き上げます。(5回)
- 次に、左手の上に右手を交差して、同じように行います。(5回)
首のマッサージ
首の老廃物を流すリンパマッサージで、首まわりのたるみやシワをケアしましょう。
【首のマッサージのやり方】
- 首やデコルテに美容液、クリーム、ボディオイルなどを伸ばします。
- 鎖骨のくぼみに人差し指・中指・薬指を当てて、左右に優しくさすります。
- 右手と左手を交差して重ねて、首を包むように上から下に優しくさすります。(5回×3セット)
- 首の側面(耳の下あたり)に人差し指・中指・薬指を当てて、鎖骨に向かって優しく撫でます。(3回)
首のシワ取り体操
年齢を重ねると筋肉の衰えから肩甲骨が上がり、猫背ぎみになってしまうことがあります。
姿勢の悪化は首のシワやたるみの原因となるので、筋肉を刺激する首のシワ取り体操を行ってみましょう。
【首のシワ取り体操】
- あぐらをかいて姿勢を正して座り、両手のひらを体の後ろで組みます。
- 手を真下に向かって伸ばします。(6秒キープ)
- 腕を伸ばしたまま、左右に小さく腕を振りましょう。(10回程度)
美容医療
首の縦ジワ・横ジワが深いときや、生まれつきのシワはセルフケアでは改善が難しいことも。
美容医療でも首のシワをなくすのは簡単ではありませんが、コラーゲンやヒアルロン酸、ボトックス注射、美容レーザーなどの治療法で首のシワを解消できる可能性があります。
どうしても首のシワをなくしたいという場合は、美容外科や美容皮膚科に相談してみるのも方法のひとつです。
首のしわがひどい方は早めのケアが大切!
いかがでしたでしょうか。
首の横ジワ・縦ジワ対策には、スキンケアの改善やマッサージ、生活習慣の改善などがあります。
首のシワがひどくなってしまうと、セルフケアでは改善できない場合もあるので早めのケアをすることが大切です。
今回ご紹介した情報を参考に、自分に合ったスキンケア方法をぜひ実践してみてくださいね!