厄介な「首のシワ」は消える?首のしわをつくる原因とケア方法を解説!

首は常に露出しているため、シワがあるとどうしても目立ちやすい場所です。

しかし、スキンケアをしっかりしている人でも首ケアまで意識的に行なっている人はそう多くないのではないでしょうか。

まずは、首のシワを作る原因をしっかりと把握して、基本的なケア方法から始めることが大切です。

この記事では首のシワが気になる女性に向けて、首のシワを作る原因やケア方法について詳しく解説します

 

首は老化が現れやすい

首は顔よりも皮膚が薄いことをご存知ですか?

顔の皮膚の厚さが2mm程度なのに対して、首の皮膚の厚さは0.6~1.3mm程度しかありません。

そのため乾燥や外部刺激の影響を受けて老化が現れやすい部位なのです。

また、首は動かすことが多いため、動きによって形状記憶のようにシワが残ってしまう場合も

首にシワができると実際の年齢より老けて見えやすいので、早めにケアするのがおすすめです。

首にシワができる原因はさまざまなので、まずはどのような原因があるのか把握して、適切なケア方法で予防改善を目指しましょう

 

首のシワができる原因

首にシワができるのは、以下の原因が考えられます。

  • 加齢
  • 乾燥
  • 姿勢
  • 生まれつき

それぞれの原因をチェックしてみましょう。

 

加齢

首にシワができる原因として、加齢による筋肉の衰えが挙げられます。

特に大きな影響を与えているのが表情筋のひとつでもある「広頚筋(こうけいきん)」

広頚筋は、顎下から胸まで広範囲に繋がっている筋肉のことですが、この筋肉が加齢とともに衰えると首のシワが目立ってしまいます。

この広頚筋は表情筋ともつながっているので、衰えてしまうと、首だけでなく顔のたるみも引き起こす可能性もあるので注意が必要です

 

乾燥

首は顔よりも皮膚が薄くデリケートで、もともと乾燥しやすい場所です。首が乾燥すると、目元や頬にできる小ジワのような縦ジワができることがあります。

さらに、首は顔よりも汗をかきやすかったり、露出していて紫外線のダメージを受けやすかったりするため、乾燥が進んでしまうことも。

フェイスケアやヘアケアはしているけれど、ボディケアはしていないという人は、首のスキンケア不足がシワの原因になっている可能性があるでしょう。

 

姿勢

長時間下を向くような姿勢を続けていると、首の横ジワが深くなることがあります。

特に、加齢によってハリやうるおいを維持する成分が減少している肌は、姿勢を戻してもシワが残ってしまう場合があるのです。

また、頭の重さは体重の10%程度といわれており、体重50kgの人の場合、常に5kg程度の重さを背骨と首や肩、背中の筋肉で支えています。猫背やうつむきがちになっていると、頭を支える首に大きな負担がかかり首コリが起きてしまうことも。

首コリはシワやたるみを引き起こす原因となるので姿勢が悪くなりやすい人は注意しましょう。

 

さらに、起きているときだけでなく、眠っているときの姿勢も気をつけなければいけません。

枕が高すぎると首にシワができやすくなり、低すぎてもむくみが起きてシワにつながることがあります。

理想の寝姿勢は、正しく立っているときとほとんど変わらないような状態です。シワを作らないように、正しい姿勢をキープできる枕を使うようにしましょう

 

生まれつき

加齢や生活習慣の影響でなく、もともと生まれたときから首にシワがある人もいます。

皮膚を両手で伸ばしたときに、シワの跡が残っているなら生まれつきの可能性があります。

もともとあるシワを消すのは難しいですが、今あるシワを深くしない、新しいシワを増やさないことを目指してしっかりとケアをしましょう。

 

 

首のシワ改善の3つのポイント

首のシワを改善するには、以下のケアがポイントとなります。

  • 広頚筋を鍛えること
  • 姿勢を見直すこと
  • 肌の保湿を心がけること

ここからはそれぞれ詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

 

広頚筋を鍛える

広頚筋を鍛えるエクササイズは意外と簡単に行えます。

すでにシワができてしまった方も予防で行う方も、以下のメニューを出来るだけ毎日行うことを心がけてください。

  1. 正面をしっかり向き、ゆっくり5秒かけて真上を向きます。
  2. その状態で下唇を上に向かって突き出したあと、上唇も同様に突き出し、5秒間キープします。
  3. この方法を1日5回繰り返してください。

 

次に、広頚筋に効果的なポリバケツ運動を紹介します。

  1. 大きな表情で「ポー!リー!バー!ケー!ツー!」と発声する。
  2. これを1日10回繰り返してください。

ポリバケツ運動は広頚筋を鍛えるだけでなく、リフトアップにも効果的な運動となりますのでたるみに悩んでいる方にもおすすめのエクササイズですよ!

 

姿勢リセットストレッチ

正しい姿勢をキープするには、首と肩周りのコリをほぐすことが大切です

姿勢リセットストレッチのやり方を紹介するので、ぜひ実践してみましょう。

  1. 両手のひらを重ねて、腰(尾骨の位置)に当てます。
  2. 胸が開くように肩甲骨を寄せます。(痛くならない程度に)
  3. そのままの姿勢をキープして、深呼吸をしながらゆっくりと首を前後に動かしましょう。気持ちよく感じる程度に伸ばすのがポイントです。(10回繰り返し)
  4. 次に、両手のひらを反対に向けて、腰(尾骨の位置)に当てます。
  5. 深呼吸をしながら、胸の中心を支点にしてゆっくりと首を左右に動かしましょう。(10回繰り返し)

次に、お家にあるハンガーを使って、椅子に座ったままできるストレッチを行いましょう。

  1. 背筋を伸ばして正しい姿勢で椅子に座り、足を肩幅に広げます。
  2. ハンガーの両端を持ち、洋服をかける部分が胸に当たるようにする。
  3. 自分の体を支点にして、深呼吸をしながら大きな半円を描くようにハンガーを回す。(右回り・左回り3回ずつ)

 

保湿

乾燥しやすく外部刺激を受けやすい首は、顔と同じようにしっかりと保湿することが重要です。こまめに保湿ケアをしてハリのあるうるおい肌をキープすると、気になるシワができにくくなります。

フェイスケアをするときに首にも化粧水や美容液、クリームを塗ったり、ネックケア用のネッククリームを使ってケアしたりするといいでしょう。

保湿力が高く、エイジングケアに効果的な成分が配合されているアイテムで抗シワ対策をするのがポイントです。

シワやほうれい線にアプローチするエイジングケア美容液「リレイズ」は、首のシワが気になる方におすすめの商品です

エイジングケア美容液「リレイズ」に含まれる植物ヒト型セラミドは、従来のヒト型セラミドよりも人間の肌にあるセラミドが多く含まれていることから、保湿やバリア機能の改善への効果が期待できます。

抗しわ試験実施済みで小ジワの改善効果が証明されているので、首のシワ対策にも効果的です

 

ちなみに、首のケアをするときはマッサージを一緒に行うと血行を促してむくみやたるみ、シワの予防改善につながります。

首をしっかりと保湿したら、耳の下から首の付け根に向けて優しく指を滑らせるようにマッサージをしましょう。

 

 

老化が現れやすい首のしわをケアして、若返りを目指そう!

首にしわがあると年齢を感じやすいため、悩みを感じている女性は多いかもしれません。首のシワは加齢以外に、生活習慣やスキンケア不足が原因となっている場合があります。

首のシワ悩みを解決するためにも、まずは日頃の姿勢を見直して、シワの予防改善に効果的なスキンケアを始めてみましょう

ぜひ今回解説した美容情報を参考に、若返りを目指してくださいね!