【必見】顔のたるみの原因は年齢以外にも!詳しい原因と正しい対策法を解説

年齢を重ね、以前はなかったはずの顔のたるみが気になってきた…と悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。

しかし、「加齢のせいだからしょうがない」と諦めるのはまだ早いかもしれません。

たるみの原因は年齢以外にも考えられ、それらを予防・対策することにより改善に導くことができる可能性があります。

今回の記事では、顔のたるみを引き起こすさまざまな原因や正しい対策方法について解説していきます。

年齢のせい、と諦めていた人もぜひ参考にしてみてください。

 

 

【間違えやすい】顔のたるみとしわの違い

顔全体に年齢を感じるようになってきたという人は「たるみ」か「しわ」が原因となっていることが多いです。

一見同じように思える「たるみ」と「しわ」ですが、実は両者にはさまざまな違いが存在します。まずは違いについてみていきましょう。

 

【たるみ】

肌のたるみとは、筋肉の衰えや真皮の老化、肌乾燥などさまざまなことが原因で生じる皮膚のゆるみのことです。

加齢によって生じやすいことは確かですが、生活習慣や間違ったスキンケアによっても、たるみの症状を加速させることがあります。

 

  • 頬の位置が以前より下がった
  • ほうれい線が目立ってきた
  • 二重顎になってきた
  • 目の下の涙袋が大きくなった、あるいはたるんできた
  • 首のしわが目立つ

 

以上のような症状が気になり始めたら、たるみのサインです。

たるみは原因に合わせた適切なケアをすることが大切。

早めにたるみのサインに気づき、速やかに対策することが予防と改善につながります。

 

【しわ】

老化や乾燥などが原因でできる皮膚の溝のことを指します。

最初は細かく浅いものが多いものの、次第に深く刻まれていくのが特徴。

また、原因別に以下の3つに分類できます。

 

  • 乾燥じわ

皮膚が乾燥してできるしわ。

表皮の浅い部分にできやすく、小じわやちりめんジワのような細かいしわは乾燥じわであることが多い。

年齢とは関係なく、若い人でもできる可能性がある。

 

  • 真皮じわ

肌の奥に存在する真皮にできるしわ。

肌の弾力の衰えや、皮下脂肪が垂れ下がることで生じる。

主な原因は加齢や紫外線の影響など。

 

  • 表情じわ

表情筋の癖によって生じるしわのこと。

筋肉を動かす部分にはしわが寄りやすいが、若いうちは癖がつきづらい。しかし、加齢によって肌の弾力が低下すると表情の癖が戻りづらくなり、そのまましわになってしまう。

 

たるみとしわは間違えやすい肌悩みなので、それぞれの違いを理解し、適切なケアをすることが大切になります。

 

顔のたるみはこんな部位に現れる!

続いて、顔に出やすいたるみの症状について部位別に解説していきます。

 

まぶた

まぶたはたるみが出やすい部位のひとつです。

まぶたの皮膚やその裏に存在する「挙筋腱膜」がゆるむことで、たるんでしまいます。

その原因は加齢や急激なダイエットによる脂肪減少などさまざまです。

「最近アイラインが上手く引けなくなった」と感じたら、まぶたのたるみを疑った方がよいでしょう。

 

目の下

まぶた同様、目の下も皮膚が薄くたるみが生じやすい部分です。

目の下のたるみは、筋膜のゆるみや脂肪が垂れ下がることなどによって起こります。

年齢を重ねた人にできやすい、いわゆる「目袋」の症状はこうしたたるみが原因です。

 

ほうれい線

老け顔の原因である「ほうれい線」もたるみが関わっていることが多いです。

頬の脂肪や筋力の低下によって皮膚がたるみはじめると、同時にほうれい線も目立ちやすくなります。

 

顎下

太ったわけでもないのに、顎のラインがぼんやりしてくるのはたるみが原因である可能性が高いです。

顔全体が筋力や脂肪の低下によってハリを失うと、そのゆるみはあごに出やすくなります。

そのまま放置してしまうと、二重顎になることもあります。

 

首は皮膚が伸びやすく、もっとも年齢の出やすい部分です。

首には加齢や筋力の低下によるたるみの影響が出やすいため、ケアしないといわゆる老け首になってしまいます。

 

【必見】たるみができる原因!

その人の顔の印象を左右する「たるみ」。

たるみを引き起こしてしまう原因は、実は加齢だけではありません。

ここでは、たるみを加速させる原因や生活習慣について詳しく解説していきます。

 

加齢に伴う筋肉の衰え

たるみを引き起こす原因のひとつには、加齢に伴う筋肉の衰えが挙げられます。

顔の表情を形作っているのは、皮下組織の下にある筋肉「表情筋」です。

表情筋は顔の皮膚や脂肪を支えるという重要な役割も担っています。

若い人の皮膚にハリがあるのは、肌自体の若さはもちろん、筋肉がしっかりと肌の土台を支えているからです。

しかし、他の筋肉同様、表情筋も加齢による筋力低下は避けられません。

 

  • 表情の固定化によって起こる、使われない筋肉の衰え
  • 加齢に伴う筋線維のゆるみや減少
  • 加齢に伴う筋肉量の低下

 

以上の理由から、年齢を重ねた肌はたるみが出やすい状態になっているのです。

また若い人であっても、ほとんど表情筋を動かさない生活が続くと筋力の低下が起こり、顔のたるみが目立ってしまうこともあります。

 

皮膚の乾燥

皮膚の乾燥もたるみを引き起こす原因となります。

肌のハリを保っているのは、真皮層に存在する「コラーゲン」や「エラスチン」といった繊維状の物質や細胞間物質であるヒアルロン酸です。

健康な肌とは、これらの物質が十分に存在している状態です。

しかし、肌の乾燥が進むとコラーゲンやエラスチンは劣化し、ヒアルロン酸も減少するため、肌のたるみが起こりやすくなってしまいます。

さらに、乾燥した肌では、皮膚の生まれ変わりであるターンオーバー機能が上手く働かなくなります。すると肌自体のバリア機能が衰えるため、水分不足などの肌トラブルが起こりやすくなるのです。

また、紫外線も肌乾燥や線維芽細胞(※1)の破壊、活性酸素(※2)の発生などを引き起こすため、皮膚にとっては大敵です。

たるみを予防するためには、紫外線対策をしっかりすることも大切といえるでしょう。

 

※1 コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出す細胞

※2 老化を加速させる物質

 

表情の癖

表情の癖がある人も皮膚のたるみが出やすいです。

代表的な表情癖とたるみの関わりには、以下のようなものがあります。

 

【目の周り】

ついつい眉間にしわを寄せてしまう、という人は少なくありません。

そうした癖が日常化している場合、よく使われる筋肉である「眼輪筋」や「皺眉筋」は過度に緊張し肥大化していきます。

筋肉が発達するのは一見良さそうですが、大きくなりすぎることで周辺の皮膚が引っ張られ、まぶたや額の皮膚がたるみやすくなるのです。

 

【口の周り】

口を動かすために使われるのは「口輪筋」という筋肉です。

さらに上唇の「上唇挙筋」と下唇の「オトガイ筋」が連動することで、口を自由に形作ることができるのです。

しかし、これらの筋肉があまり使われなかったり、あるいは常に口角を下げるような癖があったりすると、口周辺がたるみやすくなり、いわゆる「マリオネットライン」や「ほうれい線」ができやすくなります。

 

【頬や顎】

頬や顎にある筋肉は「大頬骨筋」と「小頬骨筋」、「咬筋」や「側頭筋」など広範囲に存在するため、顔全体のたるみに大きく関わっています。

老化による筋肉の衰えはもちろん、歯ぎしりや食いしばりの癖があると、筋肉に不必要な緊張がかかるため、筋線維や周辺の皮膚がゆるみやすくなります。

 

食生活

食事は私たちの体にとって重要な要素です。

肌の状態とも無関係ではありません。

偏った食生活や過剰なダイエットは、肌の健康を損ないたるみを引き起こす原因にもなります。

 

健康な肌に欠かせないのは、タンパク質やビタミンなどの栄養素です。

成人女性であれば、1日あたり50g程度のタンパク質を摂る必要があります。

ただし、いくら肌に必要だからといってタンパク質の過剰摂取は避けなければなりません。

タンパク質を摂ろうと肉ばかり食べてしまうと、脂質の摂りすぎになりかえって肌トラブルや肥満の原因となる可能性があるからです。

タンパク質には肉や卵、乳製品から摂取できる動物性タンパク質と、大豆製品から摂取できる植物性タンパク質があります。

健康な肌を保つためには、これらのタンパク質をバランス良く摂ることが大切です。

さらに摂取したタンパク質を生かすには、同時に分解を促すビタミンB群を摂る必要もあります。

肌の健康を保ためにも、日々の食生活のバランスを見直すようにしましょう。

 

睡眠不足

直接の原因にはならなくても、普段の生活習慣が知らず知らずのうちに肌のたるみに影響を及ぼしている可能性もあります。

特に睡眠不足は、肌の健康状態を大きく左右します。

睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、新陳代謝を促す作用があり、日中受けたダメージを回復させてくれます。

肌のターンオーバーを促進するには、睡眠は欠かせません。

そのため、睡眠不足が続くと肌ダメージは回復せず、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の減少にもつながり、結果としてたるみやすい肌になってしまいます。

 

いくら高級な化粧品を使っていても、睡眠不足ではその効果を十分に得ることはできません。たるみを改善し、美肌に導くためには睡眠をしっかりとることも必要なのです。

 

たるみを改善に導く正しい対処法

たるみを改善に導くためには、早めに適切な対策をとることが大切です。

中には美容医療を頼ることを考える方もいるかもしれませんが、まずは家でできるたるみケアを試してみることをおすすめします。

 

表情筋を鍛えるトレーニングを行う

たるみを予防・改善するためには、適切な方法で表情筋を鍛えることが大切です。

ここでは3つのおすすめ表情筋エクササイズをご紹介します。

 

【頬筋を鍛える】

頬筋をトレーニングすることで、フェイスラインのリフトアップを目指せます。

 

  1. 頬に空気を入れ、風船のように膨らませ、そのまま5秒間キープ(両頬)
  2. 次に右頬だけで空気をキープ。5秒間
  3. 左頬だけで空気をキープ。5秒間
  4. 空気を吐き出して終了。一日に1セット・3回程度行うと良い

 

【オトガイ筋を鍛える】

二重顎が気になるなら、下顎を引き上げる筋肉であるオトガイ筋を鍛えましょう。

 

  1. 顔を天井に向ける。この時目線は斜め上でキープ
  2. そのままの状態で、唇を天井に向けて尖らす(5秒間キープ)
  3. 唇を元に戻し終了。1日3回、トータルで5分くらいがおすすめ

 

【眼輪筋を鍛える】

目の下のたるみやまぶたのたるみを改善したいなら、眼輪筋のトレーニングがおすすめです。

 

※鏡で表情をチェックしながら行う

  1. 鏡の前で薄目の状態にする。眉間にしわが寄っていないかチェックし、しわがどうしても寄ってしまう場合は手で抑える
  2. 次にしっかりと目を見開く(額にしわが寄らないよう注意)
  3. 1~2の動きを5回程度繰り返す

 

エイジングケアを始めとするトータルビューティ情報メディア【しろ彩コラム】

ニキビや肌荒れ、シミにしわなど、お肌をめぐる悩みは尽きません。 なかでも、顔を一気に老けた印象にする「たるみ」について深…

 

乾燥にフォーカスしたスキンケアアイテムに切り替え

たるみには肌の乾燥が関わっていることが多いです。

特に年齢を重ねた肌は乾燥しやすいため、肌乾燥にフォーカスしたスキンケアアイテムに切り替えるのがおすすめです。

商品名 白漢しろ彩 リレイズ
容量 26g
価格 9,500円(税別)

リレイズは保湿効果に優れた「植物ヒト型セラミド」配合のエイジングケア美容液です。

肌の水分蒸発を防ぐ成分である「セラミド」には、人工的に作られた「疑似セラミド」、牛などの軟骨や脳髄より抽出された「動物性セラミド」、人の肌に存在するものに最も近い「ヒト型セラミド」などがあります。

リレイズに採用されている「植物ヒト型セラミド」はヒト型セラミドの一種であり、セラミドの中でも肌への浸透率が非常に高いものです。

このセラミドをスキンケアに取り入れることで、弱ったバリア機能が回復するため、ハリや弾力のある若々しい素肌に導くことが可能です。

さらには肌にハリを与える美容成分である「ナイアシンアミド」「クイックリフト®」「オルニチン」もたっぷり配合。

リレイズ美容液は、乾燥やたるみが気になる肌へのケアアイテムとしてぴったりの商品です。

 

石油系界面活性剤やパラベンなどの添加物を使っていない無添加処方なので、お肌の弱い人でも安心して使用できます。

 

スキンケア方法の見直し

間違ったスキンケアは肌の乾燥を引き起こし、ひいてはたるみの原因となってしまいます。たるみ予防や改善のためには、普段のスキンケア方法を見直すことも大切です。

 

【クレンジング・洗顔】

何よりも皮脂を落とし過ぎないことが重要。

洗浄力の強すぎるアイテムは避け、肌にマイルドなメイク落としや洗顔料を使うのが良いでしょう。

特に乾燥を感じている人は、オイルタイプやリキッドタイプのメイク落としは控えた方がいいでしょう。また、洗顔もしっかり泡立てて行う、35℃~38℃くらいのぬるま湯でしっかりすすぐ、ごしごしとこすらない、などのポイントを押さえることが大切です。

 

【基礎化粧品でのお手入れ】

洗顔後は水分が蒸発しないうちに、できるだけ早く保湿することが大切です。

化粧水のあとに、必ず乳液やクリームでフタをすることで水分の蒸発を防ぐことができます。

肌乾燥やたるみが特に気になる場合は、プラス機能のある美容液を使ったり、肌に負担をかけないよう、アルコールや保存料などの添加物がなるべく入っていないものを使用したりするのがおすすめです。

 

 

たるみを改善に導く食材を積極的に摂取する

肌のたるみを改善に導くには、美肌をサポートする働きのある食材を積極的に食べるのがおすすめです。

大豆や赤身肉、魚に含まれるタンパク質は肌細胞や筋肉を作り出すために重要な栄養素です。積極的に摂取することで、表情筋の衰えをサポートすることができます。

また、良質なタンパク質はもちろん、ビタミン類を積極的に摂ることで健康な肌作りの手助けになります。

コラーゲンの生成を助ける働きのあるビタミンCや、抗酸化作用のあるビタミンEもたるみの改善には欠かせません。

肌のハリには、コラーゲンやエラスチンを増やす食材もおすすめです。

大豆に含まれる「イソフラボン」には、コラーゲンやエラスチンなどを生み出す線維芽細胞をサポートする働きがあります。

 

他にも、血液やリンパの巡りを良くする効果のある「タマネギ」や「春菊」なども、老廃物の排出を促すため、たるみ予防に役立ちます。

 

健やかな肌を保つためにも、栄養の偏りなく日々バランスの良い食事をとることが大切です。

 

睡眠を8時間以上とる

肌ダメージを回復させ、コラーゲンやエラスチンの産生を促進させるためには、「成長ホルモン」を十分に分泌させるような質の良い睡眠をとることが重要です。

より良い睡眠のためには、交感神経から副交感神経へとスムーズに切り替わるような睡眠環境を整える必要があります。

 

そのためには、以下のような点に気をつけるようにしましょう。

 

  • 食事や入浴は就寝の2時間前までに済ませる
  • 寝る前には過度な運動は行わない
  • 寝室の温度や湿度を整える(温度25℃前後・湿度50%程度が快適)
  • 就寝30分前には、ゲームやスマートフォン、テレビなどを見ない
  • 神経が昂りやすい人は、アロマオイルの香りなどでリラックスするのがおすすめ

 

特に携帯やテレビなどが発するブルーライトは、人の目がとらえる光線の中で一番エネルギーが強いといわれています。どうしても目が冴えてしまうので睡眠の妨げになります。睡眠前に見るのをやめ、リラックスした状態でベッドに入るようにしましょう。

 

顔のたるみが気になる人は早めのケアが大事!

顔のたるみが気になってきたら、早めにケアを行いましょう。

たるみの原因は加齢や乾燥、生活習慣など、複合的な要因が関わっていることが多いです。まずは、自分の食生活やスキンケアの方法など、たるみに関わっていそうな部分を一つひとつ見直してみてくださいね。

生活習慣やスキンケアを見直して、若々しい素肌を取り戻しましょう!